---Basketball life---  * **バスケ親父** *  『生涯現役への道標』

上野ミニバス、シニアバスケ、社会人バスケ、自身のバスケライフを息子の成長と共に綴っていきます。長期休みに息子と行く車中泊にもハマってます。伊賀市で車屋してます☆HP→https://www.kotobuki.online

伊賀名張地区トーナメント。決勝戦ー共通の視界ー

たどり着きました、決勝の舞台。
相手は今季、1番の目標となると予想した大山田デビルズさん。
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ここは#4#5の2ガードの非常に強力なデュオがいます。
はるは最強の矛#4にマッチアップ。
対して大山田さんは#4ははるにマッチアップせず。
ここに1つの勝負のあやがありました。

開始直後、いきなりチャンスがきます。
ジャンプボールからの速攻!
を、上野ミニバス天然メガネターボブースターHるたがレイアップをミス!
これが、悪い方のスイッチをオンにした気がします。

大山田#4にマッチアップされているHるたは
考えすぎて足がとまる。
結果的にマッチアップで勝っているはるの勝負のスペースを殺してしまう。

動けー!の指示も聞こえてはいても理解はしてないでしょう。
タイムアウトをとって、「なぜ」動かないといけないのか、の説明。

これがガッツ#4にマッチアップされていたのであれば、すぐに理解はできたのかもしれません。

6-12
で2quarterへ
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2quarterは大山田さんは#5がユーロ気味にうまく2ステップをつかうプレーで得点を重ねます。
対する上野はシュートが悉くリングに嫌われ、つかんだセットプレーのゴール下もミス。
(流れがない時はこんなシュートも入らないのはバスケあるある)
つまりはいいバスケができていない。

このquarterはエースの悪いところが出てしまいました。
いわゆる、数字にはあらわれないプレーです。
全力で走っていればー、
スクリーンアウトをなんとなくいってしまったー、
スペーシングをしないー、

がんばり所でがんばらないと
結局それよりしんどくなる

このquarterは8-11

14-23

この内容でよく一けた差でおさまっているなー、という印象。
逆に流れがくれば、一気に追い付くチャンスはくると考えられる。

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後半、はるのマッチアップは5年生の#8
ここが勝負のポイントとはるにアタックを繰り返させる。

はるを止めにマッチアップを変えてきた大山田さん。
はるには大山田の#4がマッチアップ。

はるには周りを使うように指示。
エースが攻撃することで大山田#5が4回目のファール!

徹底的にエースに攻めろ指示も
意図が伝わらず、ミドルシュートを選択。
(#5が4ファールだからそこを狙え!って言うのは、ミニバスでは不適切なので自重)

そして、審判、MCも指導笛が入る。
経験3ヶ月、この大会が練習試合も含めてデビュー戦となる#14のMCと3秒オーバータイムの雨あられ

指導笛と思います。
県に行くかもしれないチームは
MCもちゃんとしてね、3秒オーバータイムくらいちゃんとしようね、と。
これは、伊賀名張地区から県に行くチームには
当たり前に吹かれていることで、逆にいえば
これを流さないことが上野ミニバスのため、という意味の笛だと思うんです。


もう1回赤旗があがったら、監督退場となるとこまできました。

#14にはカバーを捨てさせる
それでもじわりと5点差の
24-29まできました。

残り3秒でフリースロー
1本目を決められ、そのリバウンドを#4にとられて
そのままロングシュート、、、が入り

8点差での最終quarter

その出だし、天然メガネ爆弾がスティールから速攻!
(やっと集中しだした)
が、また8点差に押し戻される展開で苦しい上野ミニバス。

ここで、はるにロングシュートがきて
それにのっかってオールコート!
これがハマって4点差!
タイムアウトは大山田!

最後はYのりがリバウンドから得点を決めて2点差!
前からのプレッシャーで獲得したマイボールは
バックコートからの残り3、7秒のスローイン

タイムアウトを請求し、セットプレー「ライン」を指示。

が、これを#8に読まれて試合終了。

上野ミニバスのチャレンジは2点届かず準優勝となりました。

さて、題名の「共通の視界」ですが
ガッツさん対策は本当にしっかりこどもたちと話を繰り返し対策しました。
それだけに、コート上での役割等の迷いがありませんでした。
大山田さんとはほぼノープラン。

作戦どうこうと言うより、こどもたちが役割をガッツ戦ほど明確に理解していなかった感じです。

明らかにコーチの準備不足ですね。

それでも、春に大差で負けた大山田さんに肉薄し
経験3ヶ月のYのりがデビュー戦で、色んな成功も色んな失敗も経験し、そしてベンチで1番涙していたのもYのり。

「Yのり、死ぬほど練習しよな」
『はい!』
こどもたちが指導のままにコートで表現してくれることで敗因がしっかりする。
それがそのまま、コーチが何を教えていないかを知らせてくれる。

いい夏をこえて、今度は嬉し涙を流そう。

次は絶対に負けねー

Special THANKS 大山田デビルズさんオメデトー

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