チャンピオンとして女子が快勝した翌日、チャレンジャーの男子は初戦名張さんと。
男子のグループは午後から。
審判もあたってなかったので午前中のグループの対戦をじっくりと観戦することに。
夏のチャンピオン大山田デビルズさん。
その挑戦権を賭けるのは、春の優勝チーム桔梗が丘ガッツさんと春の準優勝チーム青山ブルーウインズさん。
青山さんは地区最多の6年生を抱え、さらにはこの6年生は5年生の時から(当時の6年生不在)もまれにもまれた世代。
そしてガッツさんは伊賀名張最強プレーヤーを擁し、さらに地区最高身長のセンターが怪我から復帰し
復権を狙う。
間違いなく「死のリーグ」となった午前の対戦。
青山さんは最高身長の#7を押し出そうと頑張るも
ファールを吹かれ対応する手段を奪われる(これ、うちのYのりの時と笛がちがう気がするんやけど。笑)
桔梗が丘ガッツはボールを回して攻めようとするがー、
意図あるボール回しには感じない。
色んなことを試しながらすすめているのかー、、、
結局、ガッツの得点は#4の個人技と#7のゴール下。
物理的なアドバンテージで得点。
青山は前半苦しむものの、流れをつかみ1桁まで追い上げ
もう1、2本くればー、、、と見せ場をつくりましたが
勝ったのはガッツ。
これで、大山田さんとガッツさんの対戦となりました。
ガッツさんがもたついた、ともとれる内容だったので
チームバランスの良い大山田さんに分があるー、
1quarterは#4同士のオフェンス力のお披露目。
ガッツも変なボールムーヴは鳴りを潜め、シンプルに#4からの攻め。
大山田も最強の矛、#4のファーストアタックには驚きました!
逆サイドの舞台上からでもわかるクイックネス。
さらにはダブルクラッチ、ショルダーフェイクからのレイアップ。
それでも5点リードはガッツ。
さて、勝負のあやを握るのは2quarter。
が、ここでスマートに入ってしまった大山田。
のらりくらりは伝統のガッツペース。
リードされたままの後半戦は
ガッツ#4#7が立ちはだかります。
大山田のガードデュオもマッチアップをかわした後にそびえる摩天楼をさばききれません。
結果的に外のシュートを撃たざるをえなくなり
決めなければリバウンドはすべてガッツボール。
大山田にもツインタワーがいますが
これがマッチアップを容易にさせたかもしれません。
(相性、というやつですかね)
フィニッシュを外に設定せざるを得ない大山田デビルズ
インサイドにフィニッシュを重ねる桔梗が丘ガッツ
スリーポイントのないミニバスでは
決め続けるのも限界がある。
試合は大差がつき、ガッツが勝利。
これで、勝てば大山田デビルズさんとの対戦となりました。
さて、午後。
上野ミニバス到着。
この日、再々と伝えたのは
「バスケットボールは繋がっている」と言うこと。
もちろん試合。
試合前のアップ。
試合までに気持ちをどうつくるか。
もっと言うなれば練習から。
どうすれば試合でいつもどおり、いつも以上のパフォーマンスが出せるのか?は、中学生になっても大人になっても
自分なりのやり方を見つけなければならない。
そう言う意味で、初戦の名張さんには全力でやるべきことをやらせました。
名張さんは4年生以下しかいないチーム状況だったので
主力を組み替えても良かったのですが
次の試合へ繋がっている、と
3quarterまでは正規メンバーを集中力を高めて送り出しました。
4quarterは5年生たちを送り出しましたが
面白いことに、3quarterおわって87-4
試合がおわって95-12
4quarterは同点なんです。
いつもとはちがうボール運びを体験した面々、難しかったと言ってました。
そうなんです。
ボール運びは景色が早いのです。
そんな中でさらに判断をしていかなければならない。
ドリブルさえできていればできるわけではない。
それがわかったのは大きな収穫です。
つつじさんと梅ヶ丘さん。
つつじさんが圧勝、、、と思っていましたが
若いガード陣の焦りをついて、梅ヶ丘が追い詰めます。
前半、梅ヶ丘がもう少しシュートが入っていれば、、、
のタラレバを感じるほどの勝負になりました。
さて、対戦相手はつつじヶ丘さん。
上野ミニバスの、いや、私の指導の転機は夏の大会のつつじがおか戦に遡ります。
チビッ子軍団はまず何よりも強気なアタック、と
何度もせまいゾーンに突っ込ませ、敗戦を喫しました。
こどもたちが、指示通りプレーすることで敗因がしっかりし
そして、それを改善すべく練習内容を考える。
ここからは抜いた後の処理をこどもたちに教え始め
そして、それに応えてくれたチビッ子軍団に授かったのが
Yのり。
チームメイトとやっても練習にならないのと、怪我させる可能性あるので、私とバチバチにリバウンドやりあってます。笑
この試合のYのりは誰よりもマークされていました。
完全密着のスクリーンアウト。
それでも止まらないフィジカルモンスター!
転けてもここから
びょーん
そしてまたとぶ!
圧巻はこのプレー。
決めたのは3quarterの全得点を叩き出したエース!
リバウンドはYのり。
そこからガードにパスを入れると、速攻に抜け出すエース!
バスケットカウントをもらうエースの横には、、、
あれ?もういる。笑
リバウンドに全力で跳んだあと、そのダッシュは並みじゃできねぇ。
リアル桜木ですよ。
この日、つつじヶ丘さんもいいバスケをしました。
上野はYのりにスポットをあてましたが
5年生も必死のディフェンス、そしてアタックを繰り返し
自粛期間中、何千とうち続けたTくとのレイアップも決まり
エースは得点の匂いを感じ、HるたはいいHるたであり続け、5年ガードは賢くスマートにベンチを湧かせていました。
はるもタフになってきましたし、私の意図をすぐに汲めるようになってきました。
上野ミニバスが、良かったつつじさんのさらに上をいきました。
いい試合は、相手があって成立するんだと
感じる試合でした。
これで、来週末は大山田デビルズさんと準決勝。
一戦必勝でがんばります!
※この日のビールはがらがら声ののどに染み渡りました。
、、、いいチームになってきたな、、、と
意図せず声にでてしまうほど、実感できた1日でした。
Special THANKs 名張ヒートさん つつじヶ丘ブルズさん