1位トーナメントに進んだ上野ミニバス。
決勝を賭けた相手はこれまた大阪のチーム和泉さん。
名張リーグ初日に強い気持ちをもって攻めることができなかった副キャプテンがリバウンドに力強いドライブ、何より4ファールを吹かれるほどのタフなディフェンス(ファール0が良いとは限らない)
特に副キャプテンはファールにもならないソフトな部分があったので、これはいい意味の4ファール。
試合は最初から最後まで一進一退。
4quarterはお互いに4、5点しか入らない超ロースコアの展開。
得点が入らない時はオフェンスを頑張らない。
ディフェンスとリバウンドを頑張ればオフェンスは好転する。
そして、ノータイム
2点ビハインドでエンドボールのマイボール。
メインセットプレーは読まれ始めている。
ベンチからセットプレーの指示を出す。
このセットプレーのフィニッシャーはキャプテン。
「キャプテンかっこええとこ見せろ!」
思惑どおり作り出したセットプレー!
は、ラインクロス。
ベンチ総崩れ。笑
上野ミニバスあるある
ベンチでの祈祷。
次でのチャレンジをしてもらうためにも
ミスした選手が引きずらない空気感も大事。
残念ながら決勝まで1ゴール届かず。
2試合目はトロフィーを賭けて対戦するのは
天理西さん。
こちらは4番のスーパーエースタイプのチーム。
ストップザエースを合言葉に試合を進める。
いま、私の中に思いえがいているディフェンスの理論があって
今年はそれを少しずつ形にしていきたい。
ストップザエースは、その先ず第一歩。
そして試合は初日から続く3試合連続の大接戦。
2quarterには
#9#11の得点でチームも大盛りあがり。
上野ミニバスあるある。
5年生の後半に授かったこどもがチームを盛り立てる。
残り時間15秒で同点。
ストップザエース、、、は
片寄りすぎてゴール下フリーを作ってしまい得点をゆるす。
時間は残り9秒タイムアウトをとって
エンドからのセットプレーを指示。
タイムアウト明け。
ん?
あれ?バスケットカウント?
ファールあった?
大失態です(^^;
得点が入ることがわかっていたので
タイムアウト請求、その時にファールコールあったんですね。
気づいてませんでした。
が、そのワンスローを外して上野ミニバスは速攻!
最後のミドルシュートがリングに嫌われてゲームオーバー。
これまたトロフィーにワンゴール届かず。
2点を絞り出した石切戦。
絞り出せなかった1位トーナメント。
それでも
「プレッシャーをかけること」そもそもの意味と
「プレッシャーをかけ続けること」の意味を
こどもたちに伝えました。
接戦を通じてそれの意味を感じてくれていたようです。
そしてキャプテンには流れをコートで感じて
それをコート上で言葉にするように言いました。
それができるようになると、コーチの言葉よりキャプテンの感じたこと、発した言葉がコーチより優先する。
それがキャプテン、PGの責任。
何より気持ちに成長を感じた優男軍団。
週末の名張リーグが楽しみです。
そして頭の中のディフェンスルールをしっかり整理して
徐々にこどもたちに伝えていきたいと思います。
Special THANKs 和泉さん 天理西さん