10/5は伊賀名張地区の県予選でした。
本来は9月に行われるはずが、県選抜の活動日と重なってしまいました。
最初は選抜選手抜きでの強硬開催との話でしたが、9月は上野ミニバス抜きでトーナメント。
そしてその優勝チームと上野ミニバスが決勝戦という、スーパーシードの扱いとなりました。
上野ミニバスに最大限配慮してもらったこの日程。
キッチリ優勝することが「恩返し」になるでしょう。
この夏、どちらが伸びたのか?
いざ勝負です!
とは言え、上野ミニバスも万全とは言えません。
6年生が膝の故障でまだリハビリ段階。
5年生エースも試合前の練習で左手の指を亜脱臼し、戦線離脱。
うちの息子がその代わりを努めなくてはいけない台所事情でした。
そんな状況で活きたのが
エースを選抜で欠いた状態で重ねた練習試合。
自覚、行動、結果、自信。
自分たちもやればできる!
その思いがあった時にできる良いバスケの経験は大きかったのかもしれません。
うちの息子も大事な試合のA戦が もしデビュー戦であったなら、もっとテンパっていたのかもしれません。
そういう意味でも、ちびっ子たちは交代でA戦を経験させておくのは、色んな成長を促す効果があるように思いました。
試合前のベンチの思惑。
マッチアップで言えば上野のキャプテン#4とにしきおさんの#5
上野のエース#5とにしきおさんの#4がかみ合うと言えます。
が、いつものパターンでいくと1,2Qはこれがずれます。
マッチアップをあわせにいっても良かったのですが、チャンピオンとして
どっしり構えるといつも通りのスタート。
逆ににしきおさんは順番を変えてきました!
これは逆の立場なら同じ判断をしたと思います。
何度も対戦して相手のいい所は知っています。そこを消しにきたにしきおさん。
勝つための最善の策。上野が敢えて変えなかったのも最善の追求なのです。
※上野ミニバスがどっしり構えられた理由はもう一つあります。
それはまた後述。
さて試合。
ジャンプボールの混乱の中、バックコートでボールをキープしたキャプテンが
ゴール下に゛タッチダウンパス゛!!
そこに走り込んだのはなんと6年生の怪我で出場の4年生!!
先制点が最高の形で生まれました!
この流れにノッたのは
フィジカルモンスターR!
最近練習しているドライブからファールをもらい、マッチアップを4回に追い込む。
ディフェンスがかぶさってくれば、キャプテンとの阿吽で裏へ走り込む。
5年生エースが不在の得点をカバーしてくれました。
17-10とリード
そしてどっしり構える判断ができたのもこの子の存在。
最悪長身の#4がきてもマッチアップできるとの考えでした。
2Q
これもにしきおさん仕掛けてきてます。
エースに#4ではなく#12をマッチアップさせて、#4がカバーに回る考え。
これも理解できます。
上野も県でアンストッパブルなプレーヤーに、チームのNO.1DFのキャプテンをマッチアップさせずに、カバーに回しました。
にしきおさんもM1での経験からくる作戦だったのでしょう。
選抜を経験し、凄みをましたエースはそれでも止まらず
そしてなにより、エースがボールもっている時にも
他のメンバーはバックドアを繰り返す。
この献身的な動きがスペースをうみ、カバーを難しくさせます。
前半終了で
33-21
12点差ではありますが、後半戦には自信ありました。
元々、体の強靭なキャプテンも身長が伸びました。
エースが大きすぎるので、隠れがちですが
上野ミニバス、大きくなってるんです。
5センチ伸びれば、腕もふくめて10センチ変わります。
にしきおさんはここまで外のシュートが多い。
入り続けることが無い限り、大きな体は安定したリバウンドをもたらせてくれます。
後半からは爆発はないものの、じわりと差を広げ
54-36
18点差で優勝することができました!
県に行けばチャレンジャー!!
もちろん強いでしょうが、何かやってくれそうな予感がビンビンします!
がんばれ!上野ミニバス!!
試合で一本だけシュートを打った息子。
エアーボールでしたが、6年生がリバウンドから得点に。
ちびっ子もあいたら打つ!
いいシュートは味方のとこにおちるよ(*^。^*)