---Basketball life---  * **バスケ親父** *  『生涯現役への道標』

上野ミニバス、シニアバスケ、社会人バスケ、自身のバスケライフを息子の成長と共に綴っていきます。長期休みに息子と行く車中泊にもハマってます。伊賀市で車屋してます☆HP→https://www.kotobuki.online

PRAY FOR JAPAN。

2011.3.11 
日本は未曾有の震災を受けました。 

あれから8年。 
原発の問題もあり、復興は遅々として進んでいませんが 

先日、こんな本を目にした。 

「PRAY FOR JAPAN」 

震災後、twitterFACEBOOKでのエピソードを紹介する本だ。 

その、ほんの一部を紹介します。 



ぜんぜん眠っていないであろう旦那に、 
「大丈夫?無理しないで。」とメールしたら、 
自衛隊なめんなよ。今無理しないでいつ無理するんだ?言葉に気をつけろ。」と返事が。彼らはタフだ。肉体も、精神も。 


バイトくんの中に、東北が実家の子がいたらしく。 
「今日はバイト休んでいいよって伝えてくれる?」 
従業員「わかりました(電話で)あ、今日、店休みだってさ」 
……彼の伝え方に感動した。気遣いって、こういうことだ。 


子供がお菓子を持ってレジに並んでいたけれど、順番が近くなり、レジを見て考え込み、レジ横にあった募金箱にお金を入れて、お菓子を棚に戻して出て行きました。 
店員さんがその子供の背中に向けてかけた、ありがとうございます、という声が震えてました。 


NHKの男性アナウンサーが被災状況や現況を淡々と読み上げる中、「ストレスで母乳が出なくなった母親が夜通しスパーの開店待ちの列に並んでミルクが手に入った」と紹介後、絶句、沈黙が流れ、放送事故のようになった。 
すぐに立ち直ったけど泣いているのがわかった。目頭が熱くなった。 



東横線の車掌さん、アナウンスで「大変なことになってますが、ここが頑張りどころです。みんなで力を合わせて乗り切りましょう!」と。 
たぶん、マニュアル外だと思う。素敵だ(^^) 


バイト中に地震があってほぼ満席の状態からお客さんに外に避難してもらいました。 
食い逃げ半端ないだろうな、と思っていたがほとんどのお客さんが戻ってきて会計してくれました。 
ほんの少しの戻られなかったお客さんは今日わざわざ店に足を運んでくださいました。日本ていい国。 




最後に、 


停電すると、それを直す人がいて、 
断水すると、それを直す人がいて、 
原発で事故が起こると、それを直しに行く人がいる。 
勝手に復旧しているわけじゃない。 
俺らが室内でマダカナーとか言っている間クソ寒い中死ぬ気で頑張ってくれてるひとがいる。 





それでも俺たちは 
原発を直せるわけじゃない 

8年前の三月 
日本が震災で大変な時 
俺は、滋賀リーグのシーズンの始まりをむかえていた 

自粛ムードが蔓延する中 
バスケ、バスケ言ってて良いのか悩んだ 

その時に思い立った 
「3P義援金」 

滋賀リーグでスリーポイントを決めたら、1本千円 
その試合に勝てば倍の二千円 


これなら 

練習に励むこと 
スリーポイントを決めること 
試合に勝つこと 

全てが復興の手助けとなる 


そう、これは上記のような「義」でもなんでもなく、 
ただ自分の中に「言い訳」を作ったんだと思う。 


それでも一年平均36000円寄付する事ができてます。 


俺は原発を直せる訳じゃないけど 
しない善よりする偽善 


「3P義援金」 
今シーズンも続けます。