---Basketball life---  * **バスケ親父** *  『生涯現役への道標』

上野ミニバス、シニアバスケ、社会人バスケ、自身のバスケライフを息子の成長と共に綴っていきます。長期休みに息子と行く車中泊にもハマってます。伊賀市で車屋してます☆HP→https://www.kotobuki.online

バスケIQ

バスケIQという言葉が使われ始めて久しいです。
バスケットボールをするにあたって大事な要素の1つ。

身長やジャンプ力、スピード、パワー。
そこから派生してシュート力、ドリブル、リバウンド、、、等々。

その中でも必須と言っても良いかもしれません。

バスケIQっていつから言われ始めたんでしょうね?

ロッドマンがブルズ移籍して
100近いトライアングオフェンスをすぐ理解した時にも
バスケIQとは言われてなかったように思います。

バスケIQが高い=頭がいい

一般的にはこの解釈ですね。
先日の練習試合でも言いましたが、頭がいいプレーヤーは
コーチのアドバイスを即実行しようとします。

例えばR。
ヘルドボールシチュエーションになったときに、笛がなるまで「取られないようにしている」
間違いではないです。
事実、上野ミニバスのコーチも「はなすなー!」ですから。

その言葉を守ると、はなさないけど取れないんですね。
毎回ヘルドボールになっちゃう。
もちろん取られるぐらいなら、はなさないでヘルドボールでオッケーなんですが。
でも本来は笛を待たずに取っちゃえばいいんです。
取れなかった場合は、ヘルドボールになる。

パワーがあるRには
笛を待つな。一瞬でとってしまえ。
との指示を出しました。
次のヘルドボールから、もぎ取りますねぇ。
これで、矢印関係なくマイボールになります。

簡単なことです。
でも、プレーに必死な子どもがその一瞬で判断できる。
コーチが言ったことを次のプレーで即実行できるというのは
かなり大きいのです。

キャプテンも速攻のシチュエーションで
ポンプフェイクで相手を跳ばして、ステップインをしましたが
跳んだ相手にぶつかってオフェンスチャージをとられました。

あのシチュエーションでステップインするなら、横のズレを作って相手を斜めに跳ばさないとあかんよ。

次からできるんです。

こうなると、最初のオフェンスチャージに意味が出てきますよね?
ミスをした。そのシチュエーションが起こった理由、その回避方法を伝える。それが成功する。

実にいい循環です。

逆に毎回、あーわーてーるーなー!と言わないといけない子どももいます。
何が一番損かというと、これ以上のアドバイスがないからです。
もしかしたら一番回数としてはアドバイスはもらってるかもしれません。

ただ、全部「あーわーてーるーなー!」なだけ。


瞬時の判断で、色んな判断を求められるのがバスケットボール。また、教え込まれただけの技術というのは実戦ではなかなか通用しないものです。

自らが考え抜いて、そのプレーを磨けば、そのプレーは必ず自分のものになります。
プレー中、考えられる選手というのはなにも頭の良い選手ということではありません。
常に日頃から、自らで考えるという習慣をつけ、自分で選択して実践するというプロセスを理解している選手が、試合中、正しい判断を下せる選手なのです。

指示されたことを実践できることだけではなく、考える力を身につけるには、コーチ、そして親御さんの言葉がけが求められてくるのではないでしょうか?