---Basketball life---  * **バスケ親父** *  『生涯現役への道標』

上野ミニバス、シニアバスケ、社会人バスケ、自身のバスケライフを息子の成長と共に綴っていきます。長期休みに息子と行く車中泊にもハマってます。伊賀市で車屋してます☆HP→https://www.kotobuki.online

ミニバス。M1HOS会場vsビーイングvs常盤西

初日2敗で迎えた2日目はHOS会場。
ホームで何とか1勝、、、といきたいところですが
この日の対戦相手は超強豪の2チーム。
ビーイングさんと常盤西さん。

と、言っても無策で突っ込めば
跳ね返されるのが目に見えているので
コーチ同士何度もディスカッションを重ねて
いざ試合へ。

その出だし。
M1になってから特に目立つ1クォーターの得点力不足がこの試合も出てしまう。
それでも、ディフェンスが持ち味の1クォーターメンバーは
失点を最小限に抑えて試合を作ってきました。

しかし、この試合は23失点。
得点は3得点だったのでいきなり20点のビハインドを負ってしまう。

20点差になった場合、一けたにすることを目指すのがバスケットボールのセオリー。
20点差で勝ちを意識した相手に、1度死んだチームが一けたまでもっていくと
案外追い詰められるのは一けたリードのチームだったりする。

そもそも20点シュートなんてのはバスケットボールにはないのだから、コツコツいって流れを変える。
そして、その流れに乗るしかない。

2クォーターは得点こそ動くが
速攻を許して一気に詰めることは叶わずも
15-12とこのクォーターをとることに成功。

そして、3クォーター。
現在進行形で練習中のトラップで仕掛ける!
これが1発目から成功し、躍動する上野ミニバス。
そして、混乱するビーイングさん。

この混乱に乗じて、トラップをガンガン仕掛ける。
すると、あれだけ決まっていたビーイングさんのシュートが外れだし
スーパーエースの外も決まり、一けたまでこぎつける!

が、ここで上野ミニバスにミス。
これをイージーバスケットにつなげたビーイングさんが落ち着きを取り戻し、14点差まで押し戻されて最終クォーターへ。

最終クォーターもトラップで仕掛けるも、落ち着きを取り戻したビーイングさんのガードのカットインをゆるす。
回転とボードの使い方をよくわかっているシュートで、今度は落ちません。

最終クォーターは同点で終わり、1クォーターの借金を返すことはできませんでした。
が、強豪ビーイングさんに抵抗してみせた子どもたち。
次は対抗できるようにがんばろう!

ディフェンスで流れを呼び寄せること
ミスが相手に流れをわたすこと

色んなことを感じることができたと思います。



そして、次は最強常盤西さん。
とにかく穴がない。
そして、個に頼らない組織力

チャレンジあるのみー!
と、そこに悲報。

スーパーエースの怪我の報告。
足の指なんですが、うっ血もひどくテーピングしても靴下も履けないレベル。
最悪折れてたら取り返しつかないので
最強常盤西さんに、上野ミニバスの最強の矛なしでの戦いになりました。

エース離脱で子どもたちの反応は二分されます。
6年生は自覚スイッチが入り、いつもよりアグレッシブになり
5年生は困り顔で気持ちが負けてしまっている。

試合はそりゃボコられました。
後半、オールコートディフェンスを解いてくれたり
ベストメンバーを外してくれたりしてもらいましたが
そもそも総合力が段違いの常盤西さんですので、それでも強い。

ハーフタイムで
例年なら、決勝にでも進まないと対戦の叶わない超強豪チームとの試合が、リーグ戦だからできることの重要性。
逃げてミスしても何も得るものがないこと
気持ちで負けないことで果敢にアタックし
その上で跳ね返されることはいい経験となること。

6年生も5年生も思う存分跳ね返されていましたが、その子どもたちを見て

羨ましい、と思いました。

こんな密な経験をしてる上野ミニバスの子どもたちが、いま経験してることがどれだけ素晴らしいことなのか
分からないまま過ぎ去ってしまっては勿体ない。

最後は全員で
常盤西さんと厚生さんの試合を観戦。

この試合は上野ミニバスの子どもたちが
是非見たいと言い出しました。

子どもたちが肌で感じた強さと強さの対決。
どちらかが勝って、どちらかが負ける。
子どもたちは、対戦した両チームに負けるイメージがつくれなかったのでしょう。

結果、常盤西さんが完勝。
ドライブから6番への合わせが面白いように決まってました。
パスのタイミングも完璧ですし、6番も待っているだけじゃなく、しっかりダイブしている。
1mの移動になりますが、このダイブをするかしないかが大きい。

反対のリーグは見てないのでわかりませんが、上には上の、さらに上のチームがまだあるのでしょうか。

上野ミニバスは足元を見て、そして最善を尽くす。
負けて得る経験ももちろん大事ですが、強い相手に勝つ経験もさせてあげたい。

また来週。
頑張れ上野ミニバス!