---Basketball life---  * **バスケ親父** *  『生涯現役への道標』

上野ミニバス、シニアバスケ、社会人バスケ、自身のバスケライフを息子の成長と共に綴っていきます。長期休みに息子と行く車中泊にもハマってます。伊賀市で車屋してます☆HP→https://www.kotobuki.online

長い2日間~東海大会伊賀予選~2日目決勝。

青山が敗けたので
決勝の相手は梅ヶ丘。
春先は人数がそろわず、棄権扱いになって
実力通りの順位ではない梅ヶ丘。

トーナメントではジョーカーとなります。
そのジョーカーに飲み込まれた青山。

梅ヶ丘の主力は3人。
#4のインサイドが特に目を引きます。

1quarterは#4の自らリバウンドで失点を重ねるも
この夏頃から非凡なスコアリング能力を開花させた5年生が、何度かトラベリングを吹かれるも果敢なアタック!
この背景にはガードの視野の広さの成長がある。
春先、猪突猛進型のガードにワンオンワン以上のことを教えてきました。
スペースの重要さ、そのできたスペースへのパスだし、人が動くことでディフェンスの視野も変わること。
そして、ディフェンスも成長し、元々あるスピードを活かしてプレーしています。

2quarterは相手の主力は1人。
この一人にはこれまた5年生ながらエースストッパーをマッチアップさせる。

そして得点は六年生に加えて、この大会から変更したローテーションで、スコアリング5年生を1、2quarter出場させ、得点の厚みを持たせることに成功。

それでも一進一退の攻防は後半戦。
ディフェンスとリバウンドからジワリジワリと離していく。
リバウンドをがんばっている#4と#6はともに4ファール。

どちらかが抜けると高さのバランスが壊れる。

いつもならテンパるところ。
慌てるところ。

しかし、この日の上野はメンタル的にタフでした。
ノーファールで耐えてむかえた残り10秒。

ベンチからのカウントダウンとともに、#6がウイニングシュートで試合終了!

上野が悲願の初優勝でした!


Rはキャプテンとして攻守に高次元なプレーでチームを引っ張り。
Mはその能力を活かして爆発力と意外性を。
KTは1人時間差攻撃でワンパターンになりがちなオフェンスにアクセントを。
KGはチームのディフェンスプライドの体現者で体を張ってエースストッパー&カバーリングに。
Sはそのスコアリング能力を開花させ得点を取りまくり。
そしてそのようにチームが回りだしたのもAの猪突猛進な部分が無くなって、ディフェンスにも集中できていることが大きい。
Sはその高さでリバウンドとカバーリングに威力を発揮。
Yはキャッチになやんでいた時期もありましたが、それが解消された今チームをのせるシュートを決めていました。
Hは試合に出れなかった間も真面目に練習を積み重ね、賢くタフにやっていました。
Kは新しいローテーションでの難しい役目を一発回答。自頭の良さを感じました。

ベンチの応援、保護者たちの応援、選手たちの成長と活躍。
そして、優勝。

もちろん勝つことが全てではありません。
が、勝ちに向かってチームで立ち向かうことがKING of Team Sports のバスケットボールの醍醐味です。

試合後、選手たちに
コーチが初めて子どもたちに話をしたことを聞きました。

『バスケしてて一番楽しい時ってどんなとき?

ほとんどが、シュート決めたときって答えたよね?

これからは、チームが勝ったときって答えられるようになって欲しい、と。

今日、最後の時間、どうやった?
俺何点とったとか
もっとシュートうちたいとか
そんなんなかったやろ?』

無心でただ勝ちたい!ってなっていた時間帯。

バスケの最高の時間の1つですよね♪
次は県大会!

少しでも多く
少しでも最高の時間を。

※追記※
応援で親子ともに声枯れてます。笑
ハルも2日間応援お疲れ様♥️