---Basketball life---  * **バスケ親父** *  『生涯現役への道標』

上野ミニバス、シニアバスケ、社会人バスケ、自身のバスケライフを息子の成長と共に綴っていきます。長期休みに息子と行く車中泊にもハマってます。伊賀市で車屋してます☆HP→https://www.kotobuki.online

WE MUST WIN

私たちは勝たなければならない。
これは指導者が言ってはならない言葉だとされています。

決めなければならないノーマークのレイアップや勝負所のフリースロー等、しなければならない、となった時から難易度ははねあがるからです。

そんなか、女子は優勝を飾りました。
上野包囲網よろしく、上野の特徴を消そうと仕掛けられるあの手この手を僅差で振り切った上野女子。
2連続優勝おめでとう!
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さて、女子の優勝を受けて
チャレンジャーの立場の男子。
男女で優勝!と、こどもたちに声かけをして
テンションを高めてきました。

前回の反省(準決勝のガッツ対策はしたが、勝ったあとの対策はなし)をふまえて、大山田さんに勝ったら、、、
の対策も講じてきました。

男子も優勝だー!は
やればできる!気持ちで負けるな!
の意味合い。

の、つもりでした。

1試合目の大山田さん。
今年1番の悪いできでした。

優勝をー、との言葉が
こどもたちには「勝たなくてはいけない試合」とさせていたようです。
それほど全員がかたく、ミスを怖れて
結果的にミスを生む最悪の流れ。

そして大敗からの切り替えは15分で叶いませんでした。
息子も二桁に迫ろうかというトラベリングを吹かれ、どこか居心地の悪いバスケは結局変わることはありませんでした。

優勝を目標に、との言葉は、
チームや状況によれば悪いわけではないとは思いますが
私の声かけが、こどもたちを緊張させ
いいパフォーマンスを引き出せなかったのは事実。
本当に申し訳ない。
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この敗けに意味をもたせるのは
こどもたち自身であり、わたしたち指導者。
同じミスでこどもたちのパフォーマンスをひきだせないようなことは、もう二度とごめんです。

怪我に関してですが
一年前のちょうど今頃、息子が突き指をしました。
試合前日でもあり親指の付け根だったので病院へいくと
「ギプスをします」とのこと。

先生に、明日が試合であることと
息子がいないと試合が成立しないかも、とのお話もしましたが
偶々その先生がバスケの経験者、さらには息子と同じ怪我をされたことがあるということで
出場は断固反対されました。

「試合の敗けの後悔は一瞬ですが、息子さんの怪我をこじらせた場合一生後悔しますよ。それでもお父さんは息子さんを試合に出させるんですか?」

結果的に、息子は試合に出ませんでした。
試合は息子抜きで勝利したこともありますが
今となっては先生に感謝しております。

こども本人は出場したいと言うでしょう。
親御さんも、出場させたいと思うでしょう。

それだけに指導者は「出場をしない判断」の背中を押してあげるべきだと考えています。

バスケットボールは繋がっている。
敗戦に意味を持たせて、次に繋ぐ。
こどもたちのバスケットボールを未来に繋ぐためにも、怪我は冷静に判断していきます。

今日は落ち込むだけ落ち込んで
しっかり切り替えて、自身のバスケットボールもちゃんと繋げていきます。

桔梗ヶ丘ガッツさん優勝おめでとうございます!

SpecialTHANKs 大山田デビルズさん つつじヶ丘ブルズさん