---Basketball life---  * **バスケ親父** *  『生涯現役への道標』

上野ミニバス、シニアバスケ、社会人バスケ、自身のバスケライフを息子の成長と共に綴っていきます。長期休みに息子と行く車中泊にもハマってます。伊賀市で車屋してます☆HP→https://www.kotobuki.online

全国大会伊賀名張地区予選。女子の復権。

先週の男子はあじふくに続き
予選の最終試合もいい形で終えてくれました。

どこのチームも1年やってきて
最後の試合はやはり勝ちたいもの。

1年間、上野包囲網をかいくぐってきた女子も
ついに先週のあじふくカップ
今年幾度となく対戦してきたガッツさんに敗けてしまいました。

私は基本的に男子のコーチという立場なので
女子のベンチには入りません。
だから、女子の試合の逆サイドで審判があたることも多かった前半戦。

コロナの規制で後半戦は1面開催が多くなったこともあり
ベンチに座るチャンスも出てきました。
あじふくカップは残念ながら2階の観客席からの観戦となってしまい、ある種の見殺しをしてしまいました。
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この1週間、頭をよぎるのは
2年前のKが世代の県大会。
その想いが転機となり、少しずつ積み上げてきた2年間。
outcast0033.hatenablog.com

【業】と表現しましたが
またその業を背負うのか?と。

最善を知るものが、諸般の事情を考えて
最善を尽くさない。
また一生後悔するところでした。

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上野対策の対策をこどもたちに伝えました。
どのようなメカニズムで攻めにくい現象が起こってたのか?
それを解消するためにはどうしたらいいのか?
1週間でそれを指導するには、遠回りなようで
理屈を教えてあげることがやはり1番です。

女子のコーチと入れ替わり、ベンチにも入ることにしました。
「誰が座っても同じ」なんてことは絶対にありません。

こどもは教えたことしかできない。
だから、声をかける人間もこどもたちがどう攻めたらいいのかを理解している必要があります。

バスケットボールでミスを0にすることはできません。
NBAでも半分のシュートはミスで終わります。
シュートミス、パスミス、ドリブルミスは当たり前に起こり得る現象。

しかし、判断ミスは指導者のベンチワーク、声かけでカバーできます。

いい判断でプレーして起こったミスはOKなのです。
そして、その判断の背中を押し続けてやる。
迷いのなくなったこどもたちが躍動するのを
あとはベンチで応援してあげること。
のせてあげれば、こどもたちは指導者の想像を軽く超えてくる。(この瞬間がたまらない!)

勝戦、ガッツさんとは
残り1分で同点の熱い試合。
最後は4点差で勝利。

この4点。
quarter1点なんです。
試合全体でいうと
一本落として一本決められた、ぐらいの差。

オフェンスで1本
ディフェンスで1本

そう考えると
試合中の全力の声かけでなんとか絞り出せると思いませんか?

消費カロリーはかって欲しいぐらい試合後はぐったりしますが
優勝というご褒美はコーチではなく、こどもたちと保護者さんへ。
コーチは、コート上でみんなのプレーが試合中にどんどん成長していく姿が何よりのご褒美です♥️(^^)

優勝おめでとう!
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Special THANKs にしきおさん ガッツさん