---Basketball life---  * **バスケ親父** *  『生涯現役への道標』

上野ミニバス、シニアバスケ、社会人バスケ、自身のバスケライフを息子の成長と共に綴っていきます。長期休みに息子と行く車中泊にもハマってます。伊賀市で車屋してます☆HP→https://www.kotobuki.online

タイムアウト

今日は女子の最終日。

そして最終戦は今年何かと縁のある阿児さん。

 

僅差での勝ち負けを繰り返してきた阿児さんとこ試合はまたもや大接戦!

 

前半の10点のビハインドをキャプテンが

気持ちのこもったプレーを見せて逆転!!

 

残り15秒をきって1点リード、相手の攻撃、、、耐えに耐えてルーズボール!!

ヘルドボールのアローはマイボール!!

残り3.7秒

 

タイムアウト!!

はなんと上野ベンチ。

 

勝ちに乗っかった流れ、気持ちをぶったぎり

相手の折れた気持ちと作戦を練る時間を与え

ベストな体勢でディフェンスを与えてしまう。

 

さらには簡単なボール出しが

ミスのできないボール出しになる。

 

これだけそろうとさすがにバスケの神様は相手にいきました。

 

呼吸があわなかったボールは相手のエースに。

そしてブザービーターでネットをくぐる。

 

喜ぶ阿児さん。

泣きじゃくる上野女子。

 

痛恨のタイムアウトでした。

 

タイムアウトは大きく2つ

相手の良い流れを切りたいとき

こちらの悪い流れを切りたいとき

 

じゃあなぜ相手が良い流れなのか

なぜこちらは悪い流れなのか

 

それをどうすれば改善できるのか

そしてそれをこどもたちにどう伝えればいいのか?

 

さらに言えば、自チームの長所や短所を理解して、相手のチームの特徴を加味する。

そこで起こりうることを逆算して練習させておく。

 

タイムアウトで「正しい」ことを伝えても

教えていなければこどもたちは混乱する。

 

さらに言えば、こちらが10伝えたくても

相手が30伝えられる状況ならタイムアウトを我慢すること。

 

今回のタイムアウトは完全にこれでした。

 

もちろんその我慢の時間帯は対応力が必要になってきます。

 

県内の強豪チームはこの対応力が半端ない。

それは指導者の育成力が半端ないということに他ならないのです。

 

特に私の今の課題はこのコートでの対応力です。

教えすぎないことで、自分達で切り開く能力を身に付けさせる。

 

考えさせるだけじゃなく

発信させる。

インプットよりアウトプット。

 

常に考えることは選手以上に指導者が続けなくてはいけないこと。

 

高い授業料に見合う成長を見せないとこどもたちに申し訳ない。

 

とは言え、こどもたちはベストゲームを見せました。

あともう少し、今日のような気持ちの入ったバスケを見せて欲しい。

 

Special THANKs 阿児さん ハーツさん