---Basketball life---  * **バスケ親父** *  『生涯現役への道標』

上野ミニバス、シニアバスケ、社会人バスケ、自身のバスケライフを息子の成長と共に綴っていきます。長期休みに息子と行く車中泊にもハマってます。伊賀市で車屋してます☆HP→https://www.kotobuki.online

最高のタイムアウト。

バスケットボールだけではなく
色んなスポーツにもタイムアウトがあります。

スポーツとは流れの取り合い。
相手の流れを切るタイムアウト
ミニバスカテゴリーでは大きな意味を持つでしょう。

とはいえ、45秒しかないタイムアウト
私は社会人での1分に体感ができてしまっているので
思っているより短い。

タイムアウトで考えなくてはならないのが

根本的な攻めかた(守りかた)の指示。
特定のプレーヤーの動きかたの修正。
同じミスが続いた時の(こっちが悪い)流れを切る。
相手にいいプレーがでた時の(相手のいい)流れを切る。

あとは残り数秒のセットプレーとか細かいことはありますが、気をつけているのは
「相手の方がほしいタイミングなんじゃないか?」

こっちが10修正できてもむこうが15修正できるタイミングにとったら、流れは相手にいきます。

(ちょい苦しいが勝負所はまだ先か、、、?)と思案してるときに、むこうがタイムアウトとってくれたりすると
めちゃくちゃ助かります。それをしないことです。

なぜこの悪い流れの現象がおこっているのか?
そしてそれを改善するにはどうしたらいいのか?
それを45秒で伝えるには
結局は練習でそれを想定して指導をしてあったか、に尽きます。

正しい指示も練習で教えてなければこどもたちは混乱するだけ。

と、色々書きましたが
この前の全国予選、最高のタイムアウトを見ました。

青山さんと梅が丘さんの試合で
青山さんの(偶発的な)激しい接触のファールがあり
フリースローレーンに立つ梅が丘さんのこどもが半べそだったんです。
そこで、スッとタイムアウトをとったのは
青山のT監督。

梅が丘さんのこどものためにとったタイムアウト
最高のタイムアウトでした。

T監督はチームが強くても弱くても
試合に大差で勝っていても負けていても
ベンチでの指導は変わりません。

指導者とは斯くあるべし。