---Basketball life---  * **バスケ親父** *  『生涯現役への道標』

上野ミニバス、シニアバスケ、社会人バスケ、自身のバスケライフを息子の成長と共に綴っていきます。長期休みに息子と行く車中泊にもハマってます。伊賀市で車屋してます☆HP→https://www.kotobuki.online

ミニバス。最善の追及と証明。

指導者としてまだまだ日は浅いですが
指導をするにあたって大事なことは
「最善の追及」だと感じています。

相手がどれだけ強い相手だとしても
一点でも多くとる方法や、メンバーの構成だったりを何度もシミュレーションし、何度も壊す。
それが実際の試合がシミュレーション通りに進まない時の、修正ポイントを増やすことにつながるのではないかと。

そして、試合で修正をするためには
練習での準備が必須。
これも何回も経験したことですが
子どもたちは「教えたことしかできない」
だから、試合中の指示が「正しかった」としても
練習中に教えていなかったら、それは子どもを混乱させる言葉になるだけです。


毎回最善を突き詰めることで、最後の一滴をしぼりだす作業をする。
結果、負けたとしても
次につながると思うんです。

なぜ、こんな事を書くかと言うと
ミニバスではないですが、知り合いの指導者が少し悩んでいます。
熱いやつなんですが、少し違う方向に進みだしてしまっている。

自分の指導方法が最善であることを証明したがりだしたのです。
おそらくは、色んな批判を耳にして
俺は◯◯よりいい指導者だ!
わからせてやる!ってテンションなんですね。

われわれ指導者は
最善の追及をするのであって、最善の証明をするのではないのだと思います。
特に◯◯よりすぐれている!なんてのはナンセンス。

それに、「これが最善だ」と思った時に
それはそれでなくなります。
バスケはルールもふくめて、目まぐるしく変化、進化をとげています。

10年、いや5年前の常識が今のところ非常識なんてことは多々あります。
そして、情報過多な時代でもあり
子どもや保護者さんでも色んな情報を知り得ます。

そんな中なので
確固たる指導方法は持っていないといけませんが
追及が証明に変わってしまうと、意味合いが変わってくる。

ミニバスの指導者は
あくまでも社会奉仕。
自分の指導力を披露する場所ではありません。

私の場合は、生活の、人生のバックボーンとなっているバスケットボールという競技に恩返ししているだけ。

長くなりましたが、いつか私が
自分の指導の証明に走ることがないように
書き記しておきます。