---Basketball life---  * **バスケ親父** *  『生涯現役への道標』

上野ミニバス、シニアバスケ、社会人バスケ、自身のバスケライフを息子の成長と共に綴っていきます。長期休みに息子と行く車中泊にもハマってます。伊賀市で車屋してます☆HP→https://www.kotobuki.online

#5Y 卒団おめでとう!【努力に優る才能なし!】

Yの最初の印象は怪我をしていて

コートサイドで黙々とダムダムを繰り返しているなぁ。

と、いうものでした。

 

いま思えばそれがYの原点なんですね。

 

他のチームのコーチに

「5番うまくなりましたねー」と言われたとき

いつもコーチは

『あいつはそれだけやってますからねー』と答えてました。

 

一年前の今頃は

自分たちの世代への色々な夢や目標があったと思う。

コロナでそれを奪われても、ぶれなかった努力する才能。

 

去年の春先には

まだパスキャッチもままならないチームメイトに

パスを選択させる指導をしてきました。

その時点での一番の得点の可能性は、おそらくはYのワンオンワンだったでしょう。

Yの中にある、一番得点が見えるプレーを敢えて縛ったのは

ワンオンワンの向こう側の景色を見せてあげたかったからです。

 

Yがパスをまわすことで

みんなはYに頼りながらも、Yに遠慮することなく攻めていました。

 

これはとりあえずYにボール渡せば得点を取ってくれる、という薄っぺらい信頼ではなく

Yが信頼をしてパスをくれる、そして最後はYが何とかしてくれる

そんな信頼なのです。

 

最後に

NBA選手、ケビン・ガーネットの言葉をおくります。

 

『自分がどれだけ努力しても、どこかで誰かが自分以上に努力しているものだ。その´誰か´に俺はなりたい』