---Basketball life---  * **バスケ親父** *  『生涯現役への道標』

上野ミニバス、シニアバスケ、社会人バスケ、自身のバスケライフを息子の成長と共に綴っていきます。長期休みに息子と行く車中泊にもハマってます。伊賀市で車屋してます☆HP→https://www.kotobuki.online

得点効率。

スタッツを考える時に「得点効率」を計算します。


解りやすく


例えばチームが100点を取りました。


その時にチームは80回のオフェンスの機会がありました。


プレーヤーAは30点取り、Bは12点取りました。



ポイントだけのスタッツならAはチームの得点王となり、大活躍!


で終わる話です。


そこをさらに突っ込んで、その30点を取るために何回のオフェンス機会を消費したか?を計算します。



Aが30回のオフェンス機会を使い30点を取ったとします。

80回の内の30回を消費しているのですから消費率37、5%

しかし、Aは100点の内の30点しか上げてないので30%の得点率。


37、5%のオフェンス機会を消費して総得点の30%しかあげていません。



30を37、5で割ると80%



つまりAは2割の得点機会をロスしていると考える事ができます。



対してB。
12を取るのに8回のオフェンス機会を消費。


得点率12%
消費率10%


12%を10%で割ると120%になります。



つまりBは2割の効率の良さで得点を重ねているということです。



ここで考えるのがAとB、どちらが優れているのか?



これには優劣はない、と考えてます。



タイプの問題で、Aはエースタイプ、Bはロールプレーヤータイプ。



Aがチームのオフェンス機会の37、5%を任されているということは、チームの信頼を得ているということ。

対してBは、Aに引き付けられたDFの裏をつき、効率的に得点をあげているにすぎません。


エースタイプのプレーヤーは、ノーマークで50%決められるシュートは、激しいマークにあっても40%で決められるタイプです。
ロールプレーヤーはノーマークでは80%で決められるが激しいマークの中では20%しか決められません。



チームオフェンスとしては、このAのオフェンスを中心にしながら、効率的にBのノーマークを作り出すのが理想。



要はバランスなんです。


相性と言い替えても良いかもしれません。



エース5人では勝てない。

ロールプレーヤーとエースのバランスこそがバスケには必要なことだと考えてます。

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