スタッツを考える時に「得点効率」を計算します。
解りやすく
例えばチームが100点を取りました。
その時にチームは80回のオフェンスの機会がありました。
プレーヤーAは30点取り、Bは12点取りました。
ポイントだけのスタッツならAはチームの得点王となり、大活躍!
で終わる話です。
そこをさらに突っ込んで、その30点を取るために何回のオフェンス機会を消費したか?を計算します。
Aが30回のオフェンス機会を使い30点を取ったとします。
80回の内の30回を消費しているのですから消費率37、5%
しかし、Aは100点の内の30点しか上げてないので30%の得点率。
37、5%のオフェンス機会を消費して総得点の30%しかあげていません。
30を37、5で割ると80%
つまりAは2割の得点機会をロスしていると考える事ができます。
対してB。
12を取るのに8回のオフェンス機会を消費。
得点率12%
消費率10%
12%を10%で割ると120%になります。
つまりBは2割の効率の良さで得点を重ねているということです。
ここで考えるのがAとB、どちらが優れているのか?
これには優劣はない、と考えてます。
タイプの問題で、Aはエースタイプ、Bはロールプレーヤータイプ。
Aがチームのオフェンス機会の37、5%を任されているということは、チームの信頼を得ているということ。
対してBは、Aに引き付けられたDFの裏をつき、効率的に得点をあげているにすぎません。
エースタイプのプレーヤーは、ノーマークで50%決められるシュートは、激しいマークにあっても40%で決められるタイプです。
ロールプレーヤーはノーマークでは80%で決められるが激しいマークの中では20%しか決められません。
チームオフェンスとしては、このAのオフェンスを中心にしながら、効率的にBのノーマークを作り出すのが理想。
要はバランスなんです。
相性と言い替えても良いかもしれません。
エース5人では勝てない。
ロールプレーヤーとエースのバランスこそがバスケには必要なことだと考えてます。
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