バスケットボールはつながっています。
試合で無駄なプレーは1つもありません。
取れなくてもリバウンドに行く
点を決められたとしても全力で戻る
相手に取られたとしてもルーズボールに必死に飛び込む
パスを通されても、シュートを決められても腕を伸ばして少しでも邪魔をする
そういう色んな要素が少しずつ流れを生み、勝利へと近づくのです。
そのつながりは、実は練習中から始まっていて
練習を必死にやっている子がシュートを決めたら
それは単純な+2では無くなるのです。
今回も上野ミニバスの元気印が久々に得点を決めました。
悩んで、頑張って、考えて、必死になって
小さい体でリバウンドからのゴール下。
何度も言いますがこれは+2点じゃないんです。
この子が苦しんでもがいていた時間や
それを見てきたチームメイト、コーチ、親御さん
全ての熱量が上がり、それはチームに乗り移ります。
バスケットボールはつなかっている。
そういう要素も大切なのです。
県のリーグ戦も
強豪に跳ね返されたことも
僅差で1つ勝ったことも
順位決定戦での勝ちも
チャレンジ戦での敗けも
その都度、切ってはダメなんです。
そこから学び、考え、次の練習に活かす。
良かったことは続ける、悪かったことは無くしていく
これが経験値となるのです。
今回、勢和さんに勝てたのも
M1で揉まれた経験を途切れさせずにきたからではないでしょうか。
子どもたちには
調子良かったから勝てた、という単純なことではなく
色んな経験をつないでいくことが成長させると伝えていきます。
そんな中もう1つ続いている事。
ユニフォームをもらえずに観覧席で応援していた4年生H。
スーパーエースがすごかった!と興奮しきり。
Hくんもあんねんなってやー、との私の言葉に
2年あるからめっちゃ頑張ってなる!と、言ってくれました。
上級者がカッコいい姿を見せて
下級生がそれに憧れて、練習を頑張る
そうやって上野ミニバスも続いていく。